巻いたものの巻いた数で、コイルばねなどでは、総巻数、有効巻数、作動巻数又は座巻数などが あります。
巻く方向のことで、時計回り(ねじ締め)方向が右巻き、この反対が左巻きになります。
コイルばねでは、ばねを上から見て下方向への巻き方法で判定します。
また、コイルばねの図面表示で指示のないものは右巻きとするのが一般的です。
軸の横穴に差し込み、ばね作用で固着して、相対移動を防止するピンを言います。
スナップピン、Rピンなどとも言います。
引張ばねのフック(掛金)の成形形式の一種で、コイル外径よりそのまま立上がる形式を言います。
独式フック、ジャーマンフックなどとも言います。
右ねじと同じコイルの巻き方向を言います。
コイル座側からみて、時計方向に巻かれている巻き方です。
コイルスプリングの場合、右巻きの指示を省き、左巻きのみ指示するのが一般的です。
圧縮コイルばねの互いに隣り合うコイルが密着したときの高さを言います。
状態によっては「密着長さ」とも言います。
一般的に、圧縮コイルばねの場合は「密着高さ」、引張コイルばねの場合は「密着長さ」 と言います。
引張ばねのようにコイル間に隙間なく巻いたものを言います。
(線と線が接触した形で巻かれたもの)
コイルの端末(座部)を研削しない圧縮コイルばねのことを言います。
一般的には、細線のコイルばねや、安定度を気にしないばねに多く使われます。