1.ばねに最大荷重を加えたときに生じる応力のことを言います。
2.繰返応力の代表的最大値。
広義には、材料が破壊するまで加えられる最大の荷重を言います。
一般に、ばねが使用に耐えうる許容最大荷重を言います。
1.軸方向の圧縮荷重を受ける長柱(ばね)では、材料の比例限度以下の 荷重でも柱(ばね)は曲がりを起こす現象をいいます。
2.圧縮コイルばねで自由高さがコイル平均径より大きい場合などに負荷に よって、ばねが横曲がり変形を生じる現象をいいます。
コイルばねの端末のことで、圧縮コイルばねの場合、クローズドエンド、オープンエンド、 タンジェントテールエンドなどがあります。
コイル端末ともいいます。
無荷重時のねじりコイルばねのコイル両端部の相対角度のことをいいます。
皿ばね、輪ばね、圧縮コイルばね等では、無荷重状態での基準面からの高さをいいます。
無荷重状態でのばねの高さをいいます。
ただし、引張ばねの場合、自由長さといいます。
無荷重時に密着している引張コイルばねの内力をいいます。
ショットをばねなどの表面に高速で打ち付け、主として表面層に残留応力を生じさせ 疲れ強さを向上させるための加工をいいます。
軸の横穴に差し込んで、ばね作用で固着し、相対移動を防止するピンをいいます。
「Rピン」「松葉ピン」ともいいます。
軸の溝に差し込み、ばね作用で軸の移動を防止するリテーナ形から達磨ピンともいいます。
材料に力又はモーメントを加えて変形させた後、除荷すると材料の持つ弾性の為に、原型に 戻ろうとする現象のことをいいます。
このスプリングバック現象に対して、スプリングゴー現象があります。
弾性がある板を円筒状に丸め、その半径方向のばね作用を利用し、穴に打ち込んで隣接部片 を連接するピンのことを言います。
溝付きのものを、俗にロールピンと言い、二重巻きのものをスパイロールとも言います。
時間的に殆ど変化しない一定の荷重のことを言います。
定常運転中の慣性力、極めて徐々に変動する荷重です。
これには、温度変化による荷重も広義にには含まれます。
死荷重、不変荷重などとも言います。
線の径を言います。
線径 1mm 外径 10mmの場合平均径は9mm、内径は8mmとなります。
無負荷状態から最大作動位置までのばね移動距離(変位)を言います。
圧縮コイルばねなどでは、自由高さから密着高さまでを言う場合もあります。
線径 1mm 外径 10mmの場合平均径は9mm、内径は8mmとなります。
線を素材にしたばねの総称です。狭義には線細工ばねを言います。
動力用接触形の渦巻きばねを言います。
一般には、ねじ巻玩具や時計などに用いられています。
コイルのばねの端から端までの巻数のことを言います。